( ^ω^)一気読みドゾー
127 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/11(土) 21:36:16.86 ID:YptSxKEg0
         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\         ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_ .      |ソハ   !}   jレi   \         } !/¨  〃  '{   /        ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  再開させてやりたいんですが       FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /       ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\ .        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/        ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \     /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /     / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  構いませんねッ!   {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/   ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\    } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/ .   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |     |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {     |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|     |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |  ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U  /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}

153 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 21:45:15.32 ID:YptSxKEg0 (  ^ω^)「ギコ先輩どうしちゃったんだろうお…」 ('A`)「途中でバックれるなんてな…何かあったのかな」 翌日、休み時間中に昨日の話をしている二人。 (  ^ω^)「さっき会ったけどショボン先輩も心配してたお。学校にもきてないらしいお」 ('A`)「…神隠しか?」 (  ^ω^)「…心配だお」 ('A`)「ギコ先輩の行方も気になるが俺は「ぶち殺しのショボン」についても気になるぜ」 (  ^ω^)「なんかあんまりいいアダ名ではなさそうだお…昔ワルだったのかお?」 ('A`)「途中までしか聞けなかったしなー…」 キーンコーンカーンコーン 授業開始のチャイムがなる。 (  ^ω^)「放課後またショボン先輩のとこにでも行ってみるお」 ('A`)「そうすっか」
184 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 21:59:02.04 ID:YptSxKEg0 ( -∀- )「はーい今日はここまでねー、号令〜」 6時限目の授業が終わりこれから放課後を迎える。 (  ^ω^)「早速ショボン先輩のとこいってみるお」 ('A`)「おう」 ( ゚∀゚)「あ、二人共これから帰るの?」 (  ^ω^)「ううん、これからちょっと先輩のとこ行くお」 ( ゚∀゚)「へぇ〜、もう先輩と仲良くなったんだ。じゃあこの後は忙しいんだね」 (  ^ω^)「どうしてだお?」 ( ゚∀゚)「いや、なんかこれから親睦会ってことで女子とかとカラオケ行こうかって話てたんだけどさ」 (  ^ω^)('A`)「なんですとッ?!」 ( ゚∀゚)「あ、来れそう?」 ('A`)。oO(・・・・女子と・・・・・) (  ^ω^)。oO(・・・・カラオケ・・・・・!!!!)
195 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:04:13.12 ID:YptSxKEg0 (  ^ω^)('A`)「ん〜っ…!」 二人は悩んだ。ギコ先輩の事も気になる。 しかし、そこは年頃の男子の二人。 クラスの女子にまんざら興味がないわけではなかった。 窓際でキャピキャピと話ている女子数名をチラリと見る ('A`)。oO(・・・・行きたい・・・でもなぁ・・) さんざ悩んだ挙句ブーンは決断した。 (  ^ω^)「…悪いんだけど、今日はちょっとやめておくお。ごめんお。また誘ってお」 ブーンは断ることを選んだようだ。 ('A`)「え?!」 しかしドクオはまだ悩んでいたようだ。
202 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:09:45.16 ID:YptSxKEg0 ( ゚∀゚)「そっか…女子には言っておくよ」 (  ^ω^)「うん、よろしくだお。ほんとにごめんお」 ('A`)「・・・」 ドクオは未練がましそうに女子を見ている。 (  ^ω^)「ドクオ!行くお!」 ドクオの腕を引っ張り教室を出る。 ('A`)「わかった、わーかったって」 (  ^ω^)「全く、あんなに良くしてもらった先輩を放って女子を選ぼうとするなんて薄情者だお!」 ('A`)「おめーも悩んでたくせに何いってんだよ!!!!」 ドクオとブーンは昔からこんな調子で付き合ってきた。 あーだこーだと言い合いながら 3年生校舎の前へと着いた。 (  ^ω^)「確かショボン先輩はD組だお」
208 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:16:47.37 ID:YptSxKEg0 3年生校舎の中に入るのは初めてだ。 渡り廊下の階段をあがりD組を探す。 (  ^ω^)「あったお」 ('A`)「まだHRやってるみたいだぜ」 (  ^ω^)「外でちょっと待ってるお」 教室のドアの前で壁にもたれながら待つ二人。 中から教師の話し声が聞こえてくる。 盗み聞きをしようと思ったわけではないが 教室の外へと聞こえてくるのだ。 「昨日はバイク通学、そして名前は出さないがタバコを買おうとしている者がいたそうだ」 (  ^ω^)「…!」 一瞬ビクっとするブーン。
213 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:21:42.05 ID:YptSxKEg0 「タバコなんて即停学だからなー!バイクもやめろよー?!じゃあ掃除やってお終い!」 ガタガタガタガタ 一斉に椅子を引く音。 ガラリ 何人かの生徒がドアを開け外へ出てきた。 そーっと中を除き見る二人。 ショボンとふいに目が合った。 (´・ω・`)「あ…」 気づいたショボンがこちらへと向かってくる。 (  ^ω^)「あの…さっき先生が言ってたのって…」 (´・ω・`)「たぶんギコのことだね…結構大事になってるみたいだよ。」 (  ^ω^)「今日は結局来なかったんですかお?」 (´・ω・`)「うん、さっきメールきて、家にはいるみたいなんだ」 (  ^ω^)「あ、じゃあよかったですお!!」 ギコの所在がわかりほっとするブーン
216 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:25:54.12 ID:YptSxKEg0 ('A`)「よかったよかった。これでカラオケに行けそ…」 (´・ω・`)「…でもヘタすると停学かもしれない」 (  ^ω^)「…!!本当ですかお…」 ('A`)「…」 (´・ω・`)「でも、なんだか様子が変なんだ」 (  ^ω^)「どういう風にですかお?」 (´・ω・`)「わからない。しばらく学校には行かないって…」 (  ^ω^)「…あの元気なギコ先輩が…タバコのことでですかお?」 (´・ω・`)「あいつはそんな性格じゃないからなぁ…今日家に行ってみようと思う。」 (  ^ω^)「そーですかお…」 (´・ω・`)「あ、そういえばマターリが探してたみたいだよ」
221 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:29:58.04 ID:YptSxKEg0 (´・ω・`)「ドクオに用があるみたい」 ('A`)「あぁ…たぶんベースのことで…」 昨日スタジオを出る前に、マターリがドクオのベースを預かって 家で直してくると言ってくれたのだ。 (´・ω・`)「あいつらはH組だから上の階だね」 ('A`)「行ってみます」 (  ^ω^)「じゃあギコ先輩によろしく言っておいてくださいお」 (´・ω・`)「うん、また明日ね」 ブーン達はD組をあとにし、マターリのいるH組へと向かった。
237 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:36:02.71 ID:YptSxKEg0 階段を上がりH組を目指す。 H組に行く前にベースを持ったマターリもこちらへ向かってきた。 (´ー`)「おー!これからおまえらんとこ行こうと思ってたんだ」 ('A`)「治りましたか…?」 (´ー`)「あぁ、やっぱり半田が取れてただけだったぜ。すぐ直ったよ」 ('A`)「すいません」 (´ー`)「あ、そういやギコなんだけどさぁ、さっきメールきて…」 (  ^ω^)「あ、ショボン先輩も言ってましたお」 (´ー`)「何があったか聞いてんのに、スタジオ戻れなくてごめんてずっと謝り通しでさぁ」 (  ^ω^)「ショボン先輩はギコ先輩の家行くみたいですお」 (´ー`)「あ、じゃあ俺も行こうかな…とりあえずこれ」 ドクオにベースを手渡す。
244 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:42:07.91 ID:YptSxKEg0 (´ー`)「Fできるようになったか?」 (  ^ω^)「昨日は家帰ったらご飯食べてすぐ寝ちゃいましたおwwww」 (´ー`)「ちゃんと練習しとけよ〜?じゃあ俺ショボンとこいってくっから。じゃな!」 マターリは階段を下り、ショボンのところへと歩いていった。 (  ^ω^)「ドクオ、これからどうするお」 ('A`)「え?うーん…これからならまだ間に合うだろうからやっぱ女子と…」 (  ^ω^)「でもブーン達まだクラスの誰とも番号交換してないお。連絡取れないお」 ('A`)「あ…そっか…じゃあ、どうしよう」 ソフトケースを担ぎなおす。 ドクオはベースで思い出した。 昨日スタジオでマターリが言ってたことを。
252 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/11(土) 22:47:09.08 ID:YptSxKEg0 ('A`)「CD屋…いきてぇな」 (  ^ω^)「え?!ドクオがCD屋?!万引きでもすんのかお!」 ブーンはドクオと付き合いが長いが ドクオがCD屋に行きたいというセリフを初めて聞いた。 いや、ドクオがCD屋に行くことすら想像できない。 どういう風の吹き回しなのかドクオに再び尋ねる。 (  ^ω^)「一体なにすんだお」 ('A`)「そこまで驚かなくてもいーじゃねーかよ…CD買うに決まってんだろ」 (  ^ω^)「…やっぱり信じられないお…一体なんのCD買うんだお」 ('A`)「ん…うpハーツかな」 (  ^ω^)「あ〜、それでかお」 なーんだ、という具合に手を叩き納得する。 昨日スタジオでマターリが言っていた事をブーンも覚えていた。
256 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 22:52:35.31 ID:YptSxKEg0 (  ^ω^)「ブーンもあんまり聞いたことないお、でもカカオかよwwwwwwは知ってるお」 ('A`)「俺もしってっけど…他にもいろいろでてんだろ。」 (  ^ω^)「カカオかよwwwwwwwwwwwwwwww」 ブーンはカカオかよwwwwwwを歌いながらうpハーツのマネをしていた ('A`)「ほら…もういくぞ」 (  ^ω^)「カカオかよwwwwwwwwwwww」 ブーンはまだ歌っている。 それを見ていた上級生達がクスクスと笑い声をあげる。 ('A`)「ちょ…もうやめろって!!」 ドクオはブーンと一緒にいるのが恥ずかしくなってきた。
267 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 23:00:14.79 ID:YptSxKEg0 3年生校舎を出て自分達の下駄箱へと向かう。 (  ^ω^)「ブーンも何か買いたいお」 ('A`)「じゃあ決まりだな。駅前のCD屋にでもいってみっか」 (  ^ω^)「そうするお」 靴を履き替えて外へ出る。 他のクラスの男子、女子、新入生達はお互い少しづつ仲良くなってきたのか 会話するようになってきた。 ('A`)。oO(・・・・いいなぁ・・・・・) それを羨ましそうに見ているドクオ。
268 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 23:01:18.74 ID:YptSxKEg0 (  ^ω^)「運転ジャンケンだお!」 そんなことはお構いなしにブーンが切り出す ('A`)「今日はお前だ!」 (  ^ω^)「だめだおー、そこは友達といえどもゆずれないお」 ('A`)「じゃあはしってけ!」 そう叫んで駐輪場へと急に走り出す。 (  ^ω^)「あ、ずるいお!!!!まつおドクオ !!」 それをおいかけるブーン。 他の生徒からみれば羨ましいくらいにとても仲のよさげに見える二人だった。
274 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/11(土) 23:04:01.45 ID:YptSxKEg0 寝るおwwwwwwwwwwwwwwwwwww 遅筆ですまん。 明日は一日仕事なので夜になるか、もしか明日は続きかけんかもしれん。 どちらにしろ一度顔だします。 感想とか別に嬉しくないんだからねッ!!!! では落ちます。 おやすみなさい ノシ
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