( ^ω^)一気読みドゾー
423 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [age] 投稿日: 2006/03/10(金) 21:04:00.52 ID:fCRldZSF0 まとめの中の人激しく乙です。 保守してくれた人もサンクス まじ助かる。
429 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 21:11:53.62 ID:fCRldZSF0 ('A`)。oO(・・・やっぱり楽器って高いんだなぁ、小遣いだけじゃとてもじゃないけど買えないや・・・・・・) (  ^ω^)「あ、ピックも買うお!これかっこいいお」 (´・ω・`)「消耗品だから何枚かまとめて買った方がいいかもね」 (  ^ω^)「いろいろあって迷うお…」 ('A`)「俺も3枚くらいかっとくか…でもどれがいいんだろ」 (´・ω・`)「何枚か買ってみて使いやすいのを選ぶといいかもね」 (  ^ω^)「じゃあ何枚か適当に買うお。5枚もあれば十分ですかお?」 (´・ω・`)「そうだね、人によって使いやすさはいろいろあるから」 ('A`)「…俺はこれにしよう」 ブーンはアーティストモデルのピックやキャラクターの書いてあるピック。 ドクオはシンプルなピックを何枚か選んだ。
431 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 21:18:33.39 ID:fCRldZSF0 (=゚Д゚=)「もうローン組んで買っちまおーかな!!」 (´ー`)「衝動買いはよくないぜー?」 他の三人も満足したのかレジの方へと戻ってきた。 (=゚Д゚=)「お、買い物はすんだのか?」 (  ^ω^)「今買うとこですお」 (=゚Д゚=)「へぇ〜、ひろゆきモデルのピックか。ひろゆき好きなの?」 (  ^ω^)「よくわかんないけど何となくこれにしましたお」 ひろゆきは国内ポップアーティストで ヒットチャートには必ず顔を出す誰でも知っているような 有名なギタリストである。
437 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/10(金) 21:29:45.43 ID:fCRldZSF0 ('A`)。oO(・・・・全部で2400円か・・結構したな・・・) ( ゚ロ゚)「ありがとうございましたー」 買い物をすませこれからスタジオへと向かう6人。 アーケードの商店街から流れる陽気な音楽。 ブーン達は「スタジオ」に思いを馳せ、いよいよかと胸をはずませる。 (  ^ω^)。oO(・・・テラ楽しみだおwww・・・きっとすごいとこなんだお・・・) 想像は膨らむばかりであった。 自転車を漕ぎながら今来た道をロータリーの方へと戻り ちょっとした小道を曲がる。 (=゚Д゚=)「二人ともスタジオは初めてなんだろー?」 隣を走っているドクオとブーンに話しかける。
440 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 21:34:56.09 ID:fCRldZSF0 ('A`)「そうっすね」 (=゚Д゚=)「つーか別にタメ語でいいよー」 ('A`)「いや…なかなかそういう訳にも…」 (´ー`)「最初は気使っちゃうもんね」 ('A`)。oO(・・・・みんな本当にいい人だよなぁ・・・・・) (´・ω・`)「ここだよー」 キィっと自転車を止め着いたのは路地を抜けた先にあるマンションの前。 (  ^ω^)「どこですかお?」 ブーンは顔を上に向けキョロキョロするがそれらしい建物が見つからない。 (´・ω・`)「このマンションの地下だよ」 そう言われブーンは言われた場所に顔を向ける。
444 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/10(金) 21:41:28.58 ID:fCRldZSF0 (  ^ω^)「あ…」 ブーンが想像していた「スタジオ」とは少し違った。 ヒビの入った壊れかけた小さな看板に スタジオ バルス と剥げかけた文字。 汚い… それがブーンの第一印象だった。 自転車を止め、レンガ造りのマンションの階段を下っていくショボーンズ。 ブーンはぼーっと看板をながめていた。 (´・ω・`)「どうしたの?中入りなよ」 (  ^ω^)「あ、今いきますお」 駆け足で中へと入るドクオとブーン。 ('A`)。oO(・・・・なんか薄っきみわりぃところだなぁ・・・・) ドクオの受けた印象もあまり良いものではなかった。
460 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 21:58:35.43 ID:fCRldZSF0 ちょwww専ブラの調子がおかしい… 一回再起動させる。 待たせてすまん…
469 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:10:56.17 ID:fCRldZSF0 (=゚Д゚=)「しっかしいつきてもくせーよなここはよー」 (´D`lll)「こないだなんかワキガ臭くて最悪だったよ」 (´ー`)「店員の匂いっぽくない?」 ギャハハハハ 地下に三人の笑い声が響く 分厚い鉄の二重扉を開くとギターを鳴らす音やドラムの音 何人かの話声が聞こえてきた。 しかし気になるのは匂い。 (  ^ω^)。oO(・・・・しかし変な匂いだお・・・・・) ('A`)「くっせー」 思わず声に出してしまうドクオ。 受け付けへと向かう6人。 他校の生徒だろうか。 ブーン達を睨みつけるようにすれ違う。 (; ^ω^)「…」 ブーンはなるべく目を合わせないようにしていた。
471 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:19:22.15 ID:fCRldZSF0 (=゚Д゚=)「…なんだよ?」 それを見ていたギコが睨み返す (´д`)「アァ…? 」 お互い詰めより睨みつける。 茶色いブレザーを着た集団もこっちへと詰め寄る。 胸の校章には「ROUNGE」とアルファベットで書いてある。 この近くのラウンジ高校の生徒のようだ。 (´ー`)「おい…やめとけよ」 マターリがギコの肩に手をかけ制止する。
472 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/10(金) 22:20:52.63 ID:fCRldZSF0 他に(=゚Д゚=)の名前がおもいつかんかった… 陸上部のギコと名前一緒ですが別人なのであしからず。。。 混乱させちまうようでごめんよ。。
479 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:34:42.22 ID:fCRldZSF0 しかしそれを手で振り払うギコ。 (=゚Д゚=)「なにガンつけてんだよ」 (´・ω・`)「…」 ショボンも静かに睨みつける。 その視線に気づいたのか後ろで見ていたラウンジ生が ギコと睨み合っていたラウンジ生の裾を引っ張る。 ( ・Д・)「おい、ショボンだ…いくぞ」 (´д`)「っち。ショボンがいるからって調子にのりやがってよ…」 そういってその場を去ろうとするラウンジ生達。 (=゚Д゚=)「んだとゴルァ!!」 飛び掛ろうとするギコ (´ー`)「おい!やめろっつってんだろ!」 後ろから抱き付きギコを押さえつける。
486 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:41:03.70 ID:fCRldZSF0 (=゚Д゚=)「離せよ!!」 ラウンジ生達はドアの向こうへと去っていった。 (´D`lll)「落ち着けって…ほら、もう時間だぞ」 (´ー`)「ほら、ブーン達も怖がってんぞ」 さっきまでは優しく話し掛けてくれていた先輩が一瞬にして豹変した姿を目の当たりにした ブーン達は怖いような驚いたような気分で心臓がドキドキしていた。 (  ^ω^)「あ…大丈夫ですお」 気を使うブーンであったがまだ心臓がドキドキいっている。 (=゚Д゚=)「…ごめんな」 ギコは少し落ち着きを取り戻したようだ。 さっきまでは楽しいムードだったが 先ほどのことで嫌な空気になっていた。
496 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:49:04.67 ID:fCRldZSF0 (´・ω・`)「怖い思いさせちゃってごめんね」 (  ^ω^)「あ、本当に大丈夫ですお!こういうの慣れてますお」 決してケンカに慣れてなどいないブーンだが場を取り繕ろうと嘘をつく。 (=゚Д゚=)「おし!ささっと受付すませちまおうぜ!」 (´ー`)「おまえな…w」 (´D`lll)「ケンカっぱやいの治せよなーw」 (=゚Д゚=)「まぁ過ぎたことはいいじゃねぇか!ほらいくぞ!」 先ほどとは打って変わって明るく話すギコ。 罰が悪いのを本人もわかっているのだろう。 (=゚Д゚=)「5時からお願いしてるギコですが」 ( ´・_・`)「え〜、じゃあ今日はBスタジオになりますね〜」
497 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 22:54:54.77 ID:fCRldZSF0 (´ー`)「やりー、Bスタだ」 (´D`lll)「なんだかんだでBが一番音いいよねー」 通路の奥へと進む。 (  ^ω^)。oO(・・・・それにしても他校のDQNにも恐れられてるショボン先輩は一体何者だお・・・・) ('A`)。oO(・・・・ショボン先輩って本当はめちゃめちゃこえーんじゃねーの・・・・・) ドクオとブーンは同じような事を考えながらBスタジオの中へ入っていった。 (=゚Д゚=)「うし!準備すっぞおぉおおお!!!ああああああああ」 突然に叫び始めたギコに不思議な表情の二人。 だが他のメンバーは特に気にもせずそれぞれの準備を着々と始める。
499 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/10(金) 23:02:01.70 ID:fCRldZSF0 (; ^ω^)。oO(・・・・なんでこの人叫んでんだお・・・・・) ('A`)。oO(・・・・頭おかしいのかな・・・・・) (=゚Д゚=)「ああああああ!!!えええええおおおおおおああ!あ!あ!あ!」 マイクに向かって叫びつづけるギコ。 (´ー`)「いい加減キチガイみてーな発声やめろよw」 (=゚Д゚=)「うるせーな、人の勝手だろ!こうしねぇーと調子でねんだよ、ああぁぁぁああ〜ああ!」 スピーカーからギコの叫び声が響く。 ダダン!スダダダン!ドン…ドドン! …キーン…ジャジャー!!! 初めて見たライブの前に聞いた音と同じような音がスタジオ内に鳴り響く。 ブーン達は楽器をソフトケースから出さないまま ぼうっとその様子を見ていた。
501 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 00:59:14.54 ID:YptSxKEg0 復活したな! だが眠さが限界… ほしゅ
564 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [age] 投稿日: 2006/03/11(土) 10:41:17.38 ID:YptSxKEg0 沖田産業 朝飯食ったら再開しまうす しかし昨日の騒ぎで書いたのがいくつか消えちゃってるな 納豆買ってくる
580 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 12:43:25.86 ID:YptSxKEg0 絵かいてたwwwwwwwwwwww http://vippic.moo.jp/up/files/up43528.gif
581 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/11(土) 12:45:45.29 ID:hyiF866L0 ちょwww やっぱジョルジュはドラムかwww
582 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/11(土) 12:46:41.50 ID:gEE4r9GE0 >>580 ちょwwwwww 絵かいてたのかwwww ジョルジュかわいすwwwwwww
583 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/11(土) 12:47:01.37 ID:YptSxKEg0                    デケデケ         ドコドコ     ☆      ドムドム         ☆   ダダダ   ドシャーン!  ヽ           ♪          =≡= ∧_∧     ☆       ♪   / 〃(・ω・` )    / シャンシャン     ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ          ||  γ ⌒ヽヽコ ノ.  .||          || ΣΣ   |:::|∪〓 .||   ♪         ./|\人 _.ノノ _||_. ./|\          ドチドチ! ショボンがウォームアップをはじめた。 (´ー`)「んっん〜…」 ボンボボボンボンボン 音を鳴らしながらベースアンプのツマミを調節しているマターリ。
584 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [sage] 投稿日: 2006/03/11(土) 12:48:05.19 ID:YptSxKEg0 昨日この辺で落ちたんだよね? ちょっと思い出して書き直します
588 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 12:56:47.78 ID:YptSxKEg0 (´D`lll)「あー…まーたチューナー忘れちゃったよー…マターリ貸してー」 (´ー`)「もう、首から下げとけよw」 表情からしてとても楽しそうな4人。 ブーンとドクオはただぼうっとその光景を眺めていた。 (=゚Д゚=)「お、わりぃね。ちと先に練習さしてくれっか?」 (  ^ω^)「あ、ぜんぜんいいですお!」 (=゚Д゚=)「そこ座って待っててくれや。」 スタジオ内に置いてある椅子に腰をかける。 ('A`)「結構せまいんだな…」 六畳ほどのBスタジオはスタジオバルスの中でも大きな部屋だったが ドラムセットやアンプ、人間が6人もいればとてもせまく感じた。
591 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:06:34.54 ID:YptSxKEg0 (´・ω・`)「もういいならはじめよー!」 ショボンがメンバーに声をかける。 (´D`lll)「ん…おっけー」 (´ー`)「おれもー」 (=゚Д゚=)「っしゃ!やろーぜー!」 (´・ω・`)「んー、この前の出来ちょっと悪かったからアレから練習しよっか」 (=゚Д゚=)「だな」 (´ー`)「キモスがいっつもハシるんだもんよー」 (´D`lll)「ちがwあん時はちょっと…」 (=゚Д゚=)「はいはい、練習練習」 (  ^ω^)。oO(・・・・なにいってっかわかんないおww・・・・・) ('A`)。oO(・・・・業界用語か?・・・・・)
593 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:15:21.87 ID:YptSxKEg0 (´・ω・`)「じゃあいくよー!」 カッカッカッカッ ショボンがドラムスティックでカウントを始める (  ^ω^)「うはwwwwテラカッコヨスwww」 (´ー`) ボンボボンボボンボンボボン 曲の立ち上がりはショボンのバスドラムとマターリのうなるようなベース音から始まった。 ('A`)「…すげぇなぁ…」 マターリの流れるような指さばきを見て感心するドクオ。 ('A`)「ん…ピック使ってねぇじゃんあの人…」 マターリの左手はネックを撫でる様な流れる動き、右手の指は一本一本が意思を持っているかのように動いていた。
599 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:32:40.12 ID:YptSxKEg0 ドパンッ! ショボンのスネアドラムを皮切りにギターからはジャリジャリと乾いた音が鳴り出す。 (  ^ω^)。oO(・・・・うわ!近くで聞くとすごい音だお・・・・・) ブーンは耳がキーンとなるのがわかった。 スネアの音やギターの高音がまるで鼓膜に突き刺さるようである。 (=゚Д゚=)「♪〜〜〜〜♪♪」 楽器隊が揃ったところでギコが歌い出す。 ギコの歌声はしゃがれていてそれがブーン達にはとてもかっこよく聞こえた。 が、何を言っているかまでは聞き取れない。 楽器隊の音に消されて歌詞が聞き取れないのだ。 (=゚Д゚=)「…ちょっ、っちょちょ!一回ヤメ!」 ギコは手を左右にブンブン振り演奏をやめるようにメンバーに促す。
602 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:41:01.41 ID:YptSxKEg0 (´ー`)「キモス音でかすぎ、それと痛い」 (´D`lll)「え〜?こっちはこれでバランスいいけど…マイクもっとあがんないの?」 (=゚Д゚=)「これ以上あげたらハウっちまうよ。」 (´ー`)「てかギコがアンプの前に立っちゃだめだよ。」 (´・ω・`)「マターリさ、もっとローあげたほうがいいかも」 4人とも真剣な表情で意見を出し合う。 4人の口からペラペラと出る音楽用語。 それすらもブーン達にはかっこよく聞こえた。 (  ^ω^)「ブーンもあんな風事いってみたいお…」 あーでもないこーでもないと話し合っているショボーンズを 椅子に座りながら眺めていた (=゚Д゚=)「おし!もう一回やんぞ!」 (´ー`)「あいー。」 (´・ω・`)「じゃあまた最初からね」 そういってまたスティックでカウントを始めた。
603 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:47:23.33 ID:YptSxKEg0 1時間ほど経ったであろうか。 ショボーンズは何回も何回も同じ曲を繰り返し練習していた。 気づけばショボンは汗まみれになっていた。 (;´・ω・`;)「どうしてもあそこがうまくいかないね…」 (´ー`)「気にしすぎな気もするけどなぁ…」 (=゚Д゚=)「そりゃ妥協っつーんだ」 4人共真剣に真剣に練習に励んでいた。 1時間ぶっ通しで同じことを練習していた4人は疲労感が隠せない。 (=゚Д゚=)「…休憩すっか…」 ギコがそう切り出す。 (;´・ω・`;)「そうしよう…集中力もきれちゃうし…」 (´ー`)「あー…喉渇いた」 ぞろぞろと部屋を出る6人。 (  ^ω^)「もう1時間も経っちゃったのかお。」 ('A`)。oO(・・・・さすがに同じ曲ばっかり聴いてると飽きてくるな・・・・・)
605 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 13:56:44.53 ID:YptSxKEg0 受け付けの前にある椅子に腰かける6人。 (´ー`)「はぁー疲れた」 自販機でジュースを買いドカッと座るマターリ。 ポケットからタバコを取り出す。 (=゚Д゚=)「おー、一本くれ」 (´D`lll)「火貸してー」 極当然のようにタバコを吸い出す3人。 (; ^ω^)「…」 (=゚Д゚=)「お、おめーらはタバコすわねーの?」 パーッと煙を吹き出し問い掛ける (  ^ω^)「吸ったことないですお」 ('A`)「平気なんすか?」 (=゚Д゚=)「何が?」 ('A`)「いや…だって制服で…」
606 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 14:03:55.36 ID:YptSxKEg0 (=゚Д゚=)「あー、ここは先公もこねーしな。別に注意されるわけでもねーし」 (´ー`)「学校じゃ吸わないからさ。」 (´D`lll)「トイレで隠れて吸う奴とかバカだよねー」 三人からしてみれば何のことはない世間話である しかしブーンは内心学校にバレやしないかとヒヤヒヤしていた。 (  ^ω^)「あれ?ショボン先輩はどこいったんですかお」 一緒に出てきたはずのショボンが見当たらない。 (=゚Д゚=)「あぁ、トイレじゃない?」 ('A`)「…あ、そういや…」 (=゚Д゚=)「ん?」 ('A`)「ショボン先輩って…怖いんすか?」 二人がずーっと気になっていたことをついに聞いてみる。
611 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 14:08:08.35 ID:YptSxKEg0 (=゚Д゚=)「そりゃそーだよ。なんつったって、「ぶち殺しのショボン」だもんなー」 (´ー`)「本人が聞いたら怒るよそれー?」 (´D`lll)「昔は怖かったけど今は平気だよ。何か言われたの?」 ('A`)「あ…そういうわけじゃ」 (  ^ω^)「ブーン達が袋にされてた時に助けてくれたんですお」 おぉー!っと声を合わせる三人。 (´・ω・`)「水あふれちゃって参ったよー、早く直してくんないかな…」 ショボンがトイレから戻ってきたようだ。 (=゚Д゚=)「今おまえの話してたんだよー」 (´・ω・`)「え?」 (; ^ω^)「あ、あ、なんでもないんですお!」
612 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/03/11(土) 14:12:45.72 ID:Zf6s/QEb0 話の流れが凄く良い。 >>1の文才に嫉妬
614 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 14:16:03.53 ID:YptSxKEg0 ギコは二人を見ながらニヤニヤしている なんだか聞いてはいけないようなことを聞いてしまった二人は 本人に聞かれてはまずいと焦っていた。 (´・ω・`)「なになに?何の話?」 (; ^ω^)(;'A`) 二人は焦っている表情を隠しきれない。 (´ー`)「フクロにされてた時に助けてくれたって話だよ」 (´・ω・`)「あぁ…そのことか」 そんな二人を見てかマターリが助け舟をだしてくれた。 (  ^ω^)「あ、あのときはどうもでしたお」 (´・ω・`)「あの時初めて会ったんだよねー」 (=゚Д゚=)「へぇー」 三人はタバコを灰皿に押し付け火を消した。 (´ー`)「どうする?二人に教えてあげなきゃほったらかしじゃかわいそうだよ」
616 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/11(土) 14:25:51.24 ID:YptSxKEg0 (´・ω・`)「そうだね、見てるだけじゃつまんないでしょ。楽器も持ってきてるしさ」 マターリのおかげでなんとか気まずい話題から抜け出した。 (´D`lll)「じゃあ俺がブーン君にギター教えてあげるよ」 (´ー`)「じゃ俺はドクオにベースだな」 (  ^ω^)「ありがとうございますお」 ('A`)「…おねがいします」 (´ー`)「ショボンはもう少し休んでなよ。俺らで教えとくからさ」 (´・ω・`)「悪いね。俺も喉渇いちゃったよ」 (=゚Д゚=)「じゃ俺も休憩してよーっと」 (´ー`)「まぁ適当に戻ってこいよ」 (=゚Д゚=)「あーい…あ!タバコもう1本置いてってくれ」 (´ー`)「買ってくりゃいいだろ!w」 (=゚Д゚=)「…そうすっか」 ギコは席を立ち出口へと歩いていった。
617 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 [age] 投稿日: 2006/03/11(土) 14:28:20.95 ID:YptSxKEg0 ー-ニ _  _ヾV, --、丶、 し-、 ニ-‐'' // ヾソ 、 !ヽ  `ヽ ヽ _/,.イ / /ミ;j〃゙〉 }U } ハ ヽ、} ..ノ /ハ  〔   ∠ノ乂 {ヽ ヾ丶ヽ    ヽ  ノノ .>、_\ { j∠=, }、 l \ヽヽ ',  _ノ  >>612 ー-=ニ二ニ=一`'´__,.イ<::ヽリ j `、 ) \ {¨丶、___,. イ |{.  |::::ヽ( { 〈 (    〉 '|  |       小, |:::::::|:::l\i ', l   く  嬉しくなんかないんだからねッッ!!! _|  |    `ヾ:フ |::::::::|:::|  } } |   ) 、|  |    ∠ニニ} |:::::::::|/ / / /  /-‐-、 トl、 l   {⌒ヽr{ |:::::::::|,///        \/⌒\/⌒丶/´ ̄` ::\丶、   ヾ二ソ |:::::::/∠-''´ /\\.丶、 `''''''′!:::::::レ〈    〉:: ̄::`'ァ--‐''゙:::::::/::::ヽ \;/:::::::::::::/::/:::::::::::://:::::〉 ::`ヽ:::ー-〇'´::::::::::::::::/-ニ::::(            /    \
プロローグ | 第一話 | 第二話 | 第三話 | 第四話 | 第五話 第六話 | 第七話 | 第八話 | 第九話 | 第十話 | 第十一話 | 第十二話 | 第十三話 | イラスト | BBS | | |
 BACK
inserted by FC2 system