153 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:02:38.69 ID:Sdfggxve0
はは、4年付き合ってた彼女にフラれちゃったよははh
157 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:03:59.75 ID:Sdfggxve0
すまん、かなり遅くなっちまった…
160 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:05:20.41 ID:Sdfggxve0
でも書くよ。僕には帰れるところがあるじゃないか…こんなに嬉し(ry
161 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:06:07.01 ID:Sdfggxve0
女なんかまんこだバーローwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
165 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:09:14.79 ID:Sdfggxve0
(´・ω・`)「…」
無言で近づくブーン。
しかしその騒ぎを聞きつけてかスタジオの店員が駆けつけてきた。
( ´・_・`)「ちょ、ケンカなら外でやってくださいよ!!!」
最もな話である。だがこうなってしまったショボンには何を言っても無駄だった。
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」
( ´・_・`)「ひッ…」
ショボンのセリフに威圧され萎縮してしまう。
171 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:19:53.63 ID:Sdfggxve0
( ・Д・)「…」
蛇に睨まれたカエルのようなラウンジ生達。
先ほど蹴り飛ばされた者は完全にのびて床にはいつくばっている…
いくら思い切り蹴ったところで人間があんなに吹っ飛ぶものだろうか。
その凄まじさを目の前で見たこともあり、ラウンジ生達はもう完全に戦意喪失状態である。
(´・ω・`)「…」
表情一つ変えないショボン。
だがそれが逆に対峙する者にこれ以上ないプレッシャーを与えていた。
ショボンのこれまでしてきた行為の中には街の不良たちの伝説となっているものまである。
そのショボンを完全にキレさせてしまった。
ラウンジ生達は後悔していたが、もう遅いことを知るのにそれほど時間はかからなかった。
( ・Д・)「…わ、悪かったよ…な?本当に悪かった…なぁ、ごめんって…」
必死で謝るラウンジ生。
だがショボンは何も言わずにどんどんと距離を近づけてくる。
( ・Д・)「お…おい、聞いてんのかよ…わるかったって!!!」
ショボンにはもう何も聞こえていなかった。
これから自分がどうなってしまうのか、考える余裕もなかった。
(´・ω・`)「ぶち殺すぞ」
176 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:25:04.89 ID:Sdfggxve0
( ^ω^)「…お!!ちょっとだけ今音でたお!!」
ブーンは先輩に教えられたFコードの練習をずっと行っていた。
ドクオとCDショップに行き、帰ってくるなり、ずーっと練習していたのだ。
( ^ω^)「こないだはすぐ寝ちゃったから今日はずっと練習だお」
指がだんだんと吊りそうになる。それでもブーンはいつまでもFコードを押さえていた。
( ^ω^)「…ちょっとずつ音でてくるようになったお。ここの音が出ないお」
ブーンは1弦ずつゆっくりと弾いて、どの弦の音が出ていないか、どの弦が押さえられていないのか
確かめながら練習していた。
178 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:28:39.20 ID:Sdfggxve0
その甲斐あってか、汚らしいまでもそれなりの音は出るようになってはきていた。
( ^ω^)「ふふ…このままいけばもう明日までにきっとFコード押さえられるお」
得意げになるブーン。時計は午後8時を指していた。
J( ^ω^)し「ブーン!!ブーン!!!ご飯よー!!!!」
下の階かた母親が呼びにくる。
( ^ω^)「いまいくおー!!!!」
ブーンは帰ってくるなり何も食べずに練習していた。
育ち盛りの高校生である。
それほどまでに熱中していた。
182 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:32:20.04 ID:Sdfggxve0
( ^ω^)「今日はカレーだお!!」
カレーのいい匂いが部屋の中を漂う。
( ^ω^)「あれ、父ちゃんはまだ帰ってきてないのかお」
J( ^ω^)し「もうすぐ帰ってくると思うから、先に食べちゃってていいわよ」
( ^ω^)「もう腹ペコだお!いただきまーすお!!」
ブーンがカレーにがっつく。
家の玄関がガチャリと開く音がした。
184 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:33:25.70 ID:Sdfggxve0
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| .>ノ(、_, )ヽ、.| <ただいま
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ブーンの父親が帰ってきた。
194 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:39:01.43 ID:Sdfggxve0
( ^ω^)「父ちゃんおかえり!!」
.| ^ ^ |「あぁ、ただいま。今日はカレーか。」
父親は着ていた背広をハンガーにかけ席につく。
( ^ω^)「今日はどうだったお?」
.| ^ ^ |「あぁ、今日から授業だったんだ。生徒の顔と名前を覚えていかなくちゃな」
ブーンの父親は私立高校の教師をしていた。
( ^ω^)「もう部活は始まってるのかお?」
.| ^ ^ |「遅くまで練習をするからな、私も腹ペコだ」
200 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:45:31.56 ID:Sdfggxve0
( ^ω^)「父ちゃんも毎日大変だお」
.| ^ ^ |「そういえばブーン、部活はどうしたんだ?」
( ^ω^)「あ、父ちゃんにはまだ言ってなかったお!ブーンは軽音楽部に入ることにしたお!」
.| ^ ^ |「軽音楽部だと…?あまり私を怒らせない方がいい」
それまではにこやかに話していた父親の表情が変わる。
.| ^ ^ |「陸上はどうした?!!!お前にそんな不良がやるような事をやらせる為に育ててきた訳じゃない!」
一家団欒のはずの食卓の空気が一瞬にして凍りつく。
J( ^ω^)し「…お父さん!」
( ^ω^)「ちょ…別にそんなつもりじゃ…」
ブーンの父親は古いタイプの人間で軽音楽など、チャラチャラした不良達のやるような音楽だと決め付けていた。
205 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:50:05.70 ID:Sdfggxve0
.| ^ ^ |「ブーン!お前もあいつらのような生徒になるつもりか!」
( ^ω^)「父ちゃん…」
J( ^ω^)し「ブーン、上へ行ってなさい」
母親はいつもこうしてブーンをかばってくれる。
ブーンはカレーの入った皿を持ち、自分の部屋へと戻ろうとする。
.| ^ ^ |「待てブーン!話はまだ終わっていないぞ!」
J( ^ω^)し「お父さん!頭ごなしに叱るのはやめてください!」
ブーンはそそくさと自分の部屋へ戻る。
1階からは母親と父親が言い合う声が聞こえてくる。
( ^ω^)「…」
ブーンはギターを手にとり、Fコードを鳴らす。
ぎこちないFの和音が小さく、空しく響いた。
210 名前: 作者 ◆EYDneFayJ2 投稿日: 2006/03/14(火) 01:53:46.05 ID:Sdfggxve0
今日はいろいろあって疲れちゃったのと
明日朝早いのでもう寝ます。
明日は出張なので戻ってこれません。
明後日の夜にまた顔出します。
ログ保存してあるのでもし落ちちゃったらそれでも大丈夫です。
その場合はもう一度スレ立てます。
遅くなってすまんかった。
ではまた
ノシ
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